TOKYOロースト ペーパードリップ

これから仕事のかなりの部分はAIに取って代わります。個人的にはそれはすごくけっこうなことなのですが、職業によってはAIの進化に脅威を感じるている人もいるかと思います。

ここで考えておきたいのは18世紀後半のイギリスで始まった産業革命です。第一次産業革命で石炭と蒸気機関を動力源にする軽工業が発展しました。それまで労働者が人力で機織りしていたのが、紡績機の開発によってオートメーション化され生産量が格段に進歩します。

当然、資本家は労働者を雇うことより設備投資して機械を導入していくのですが、その結果労働者は仕事を機械に取られて失業します。その当時、失業した労働者による産業革命に反対するデモや、工場襲撃などの事件が頻繁に起きていたみたいです。ただテクノロジーは進歩し、痛みを伴いながらより便利な世の中に世界は変わっていきます。残念ながらそれは誰にも止められないのです。

時代が進歩するとそのテクノロジーによって仕事がなくなったり、逆に新しい仕事が誕生します。第一次産業革命のときには、機械を設計する仕事、現場に導入して使い方を指導する仕事、修理メンテナンスする仕事などが誕生しました。近い将来、確実に起こるAI革命も同じようになることが予想できます。なので過度の心配は無用なように感じます。

ただ注意しておきたいのは、今よりも資産や収入格差は拡大するでしょう。AIを設計開発する人はAIを導入する側やメンテナンスする人より給料は高くなり、その設計開発する企業に投資する投資家はそれ以上のリターンを手にするということは容易に想像できると思います。高度な技術や知識には高い価値があり、それにはそれ相応の価格というものが存在します。

もしこれからの時代の変化に対してポジティブな人は、IT技術や投資の勉強をしておくことをオススメします。しっかり準備して進歩と変化を享受しましょう。

ということでTOKYOローストをペーパードリップで飲んでいきます。丁寧にドリップして、しっかりコーヒーを抽出します。

酸味はほとんどなくてクリーンな飲み口です。ほどよくしっかりとした苦味があって、芳醇なコクがあります。丸みを帯びたふくよかなコクで最後に甘さがします。いかにもスタバって感じのローストです。

オススメ度

☆☆☆

TOKYOローストは実にスタバの基本に忠実な味です。飲んでいて懐かしくなります。サードプレイスは今は心の中。